ごあいさつ

現代社会の状況は、少子・高齢化の進展、国際化や情報技術化の加速・深化など、かつて高度経済成長を遂げた頃の日本の姿とは著しく異なっており、次代を担う若者が希望を持って社会に踏み出し、確信を持って前進することが容易ではない状況と言わざるを得ません。

新規学卒者の就職状況も、就職者数・就職率共に改善傾向が見出せるものの、若者が希望する業種・職種と実際の就職先との不整合があることも事実です。この問題は各方面で問題視され続けている、若年生産年齢人口のフリーター化や若者の離職率の高さにも現われていると考えられます。

こうした情勢の下、専修学校・各種学校における専門教育、職業・技術教育への社会的な要請はいっそう増大し、その教育の成果や、輩出される人材への評価も今後ますます高まるものと考えられます。

1.就職後、各企業・組織の職務遂行に生かせる資格・検定などを数多く、より専門的に学習できる
2.実際の職場で求められるビジネスセンス(マナーや職業観など)を専門的に磨くことができる
3.職業を通じて確立される社会人生活の「設計・デザイン」を集中的に行える

こうした教育を受けた若者は、世代交代が進行中の各職場を支える即戦力として、大きな期待を担っていると言えます。

「職業教育の日」の制定(毎年7月11日)や、社会の生涯教育の二ーズの高まりと共に、今後は社会人のキャリアアップや再就職・職能開発教育や支援の場としての機能伸張も含め、栃木県内の職業教育の進展・拡充に、専修学校・各種学校関係者は日々邁進しております。

県内の皆様に、身近な学習の場としてさらにご活用いただき、より豊かな県民生活が実現されますことを念願しております。

 一般社団法人 栃木県専修学校各種学校連合会 理事長 川嶋武美